設立趣意書

「誰ひとり取り残さない」を合言葉に子ども・若者の現在と未来を社会全体で支援しましょう
「誰ひとり取り残さない」を合言葉に子ども・若者の現在と未来を社会全体で支援しましょう

子どもの貧困、社会的養護が必要な若者の就労や生活の困難、孤独などの社会問題・課題が依然として深刻な状況にあります。特に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会経済活動の自粛等により、これらの問題は悪化、顕在化しました。
子ども・若者一人ひとりの困難は、同時に経済社会にとって大きな損失でもあります。支援を必要とする子ども・若者が将来に希望を抱き、夢を実現できるよう、行政支援はもとより、社会全体による子どもの学習支援や若者の就労支援等の取り組みの拡充が必要です。

本日、私たち、労働団体や労働者自主福祉団体、学習支援や就労支援等を行う団体、子ども食堂はともに、東京都内で生活する子ども・若者が将来に亘って安心して学び・働き・生活できる仕組みづくり、社会づくりを目的に、「子ども・若者支援プラットフォーム」(以下、「プラットフォーム」という。)を設立します。

プラットフォームの目標は、①支援した子ども・若者が学び、就労することを通じて自立した生活を送れること、②支援した子ども・若者がプラットフォームや各団体とつながりを保ち、困ったときに相談できる仕組みとすること、③プラットフォームと各団体・企業が連携し、子ども・若者に対して切れ目ない支援を行うことです。

そのために、プラットフォーム事業は、①教育支援、②就労支援、③政策提言、④情報提供の4つとし、主に貧困の連鎖の要因とされる課題解決をはかります。

プラットフォームは、各団体が協力して事業を着実に推進するとともに、将来的には、より多くの団体や企業等の新規参加や協力を得て、「誰ひとり取り残さない」を合言葉に、子ども・若者の現在と未来を支援していきます。

2021年11月26日

子ども・若者支援プラットフォーム設立準備委員会

子ども・若者支援プラットフォーム
設立準備委員会

代表 斉藤 千秋

子ども・若者支援プラットフォーム設立準備委員会 代表 斉藤千秋