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2022年8月4日

羽田クロノゲート施設見学会を開催しました

2022年8月4日(木)、ヤマト運輸労組南東京支部 様、ヤマト運輸株式会社 様のご支援・ご協力のもと、羽田クロノゲート施設見学会を開催しました。

この取り組みは子ども・若者支援プラットフォームの活動の一つである「就労支援」の取り組みであり、主に小・中学生を対象として仕事や働くことを知ることを目的に職場見学会として企画・実施しました。

当日は、学習支援を実施している子ども食堂の小・中学生を中心に、子ども食堂(8名)、連合東京事務局(6名)、東京労福協(1名)、HOPE事務局(3名)の計18名が参加しました。

羽田クロノゲートはヤマト運輸株式会社の物流ターミナルであり、国内外から届く荷物が24時間・365日仕分けられています。近年では物流業務の他、付加価値サービスの一環として、電化製品の修理や医療機器の洗浄作業等、複合的な役割も担っているとのことでした。

午前中は「羽田クロノゲート見学コース」に参加し、物流の生い立ちや1時間に最大4万8000個の荷物を仕分けする物流ターミナルの見学、クロノゲートが担う役割について、羽田クロノゲートのナビゲーターの方から解説いただきました。

 

ヤマト運輸株式会社のナビゲーターの方から説明を受ける参加者

午後からはヤマト運輸労組南東京支部ならびにヤマト運輸株式会社のご協力のもと「物流業務の種類や役割」の説明や「社員の方が仕事を通じて感じたお客様とのエピソードをまとめた『むびしばい(紙芝居風に動画編集したもの)』の上映」を視聴しました。

現場で出ている課題なども意見交換することができ、参加したお子さんには働く人のカッコよさと苦労が伝わったようです。

ヤマト運輸労組南東京支部 望月執行委員長からのお話

最後は、ヤマト運輸株式会社で最大級となる「10tトラックの乗車体験」を行いました。

大きなハンドル、最後部が見えるモニター、サイドミラーの開閉操作など、普段はドライバーだけが見られる風景を特別に体験させていただきました。

参加されたお子さまからは「楽しかった」、「トラックの運転席に乗ったのは初めて」、「宅配のお仕事がよくわかった」などの声が寄せられていました。

10tトラックの乗車体験

今回の職場見学会を通じて、何気なく届く1つの荷物に多くの人の思いや労力が関わっていることを知ることができ、あらためて身近に働く人への見方も変わったようでした。

子ども・若者支援プラットフォームでは、次年度以降も引き続き、働く大人たちとの交流、職場見学を通じた仕事の体験・経験等の提供ができるよう職場見学会の企画・運営を行っていきます。